月極駐車場を契約したい時にどのような流れで行うのか気になりますよね。
この記事では、
- 月極駐車場の契約の流れ
- 月極駐車場の契約で必要なもの
- 月極駐車場の契約にかかる日数や時間
- 月極駐車場の契約における注意点
などについて解説していきます。
事前に契約の流れを知り、スムーズに契約が進むように準備をしておきましょう。
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月極駐車場の契約の流れ
月極駐車場の契約の流れはこのように進んでいきます。
- お問合せ(空き状況の確認)
- お申し込み(審査)
- 契約手続き(署名・捺印など)
- 初期費用のお支払い
- 月極駐車場の利用開始
それぞれの項目でどのようなことが行われるのかについて詳しく解説します。
月極駐車場のお問合せ(空き状況の確認)
最初は月極駐車場を探し、良さそうな駐車場があれば、そこの管理会社やオーナーに連絡をします。
一見すると空きがあるように見える場合でも、満車の可能性があったり、料金の確認などをするために問い合わせましょう。
問い合わせ先は、ネットで月極駐車場検索サイトを利用する場合、そのサイトから問い合わせが可能です。
現地で月極駐車場を探した場合は、管理会社やオーナーの連絡先が記載された看板が設置されていることが多いので、その場で問い合わせてみると良いでしょう。
「問い合わせ=契約」ではないので、空き状況や料金の確認だけでもOKです。
可能なら、どのスペースが空いているかも確認し、現地で自分の車が駐車できそうかも見てみると良いでしょう。
また、かなり前向きに検討している場合は、初期費用と必要書類も合わせて確認しておくとスムーズです。
月極駐車場のお申し込み(審査)
いくつかの月極駐車場を検討し、空き状況も確認できたら、再度連絡してお申し込みを行います。
お申し込みは書面で行うことが多いですが、詳細は契約したい月極駐車場の管理会社やオーナーのやり方に従うようにしましょう。
月極駐車場の契約だとこのお申し込みの段階がないことも多く、電話で完了することもあり、すぐに契約手続きに進むこともあるため、「この月極駐車場に決めた」という段階で進むことをおすすめします。
書面で申し込みする場合は、所定の書式があることが多く、郵送で送られてきたり、管理会社に行くと書類をもらうことが可能です。
申し込み書の記入では、住所や名前・捺印をするくらいなので、すぐに完了するでしょう。
注意点として「申し込み=契約」ではないので、契約前にキャンセルは可能ですが、申し込みの時点で手付金のようなものを支払う場合、その手付金が戻ってこない可能性があります。
そのため申し込みの時点で、キャンセルの予定がないか・手付金が必要かは、問い合わせの時点で確認しておくと安心です。
また、賃料を延滞なく支払いが可能かの審査もあります。
月極駐車場の場合は、住居の賃貸と比べて賃料が安いので、ある程度の決まった収入があれば審査に落ちることは少ないでしょう。
ただし、保証会社を利用する場合は保証会社の審査があるため、少し厳しく見られる可能性があります。
この審査に少し時間がかかる場合もあるため、月極駐車場探しは余裕を持って探すことをおすすめします。
月極駐車場の契約手続き(署名・捺印など)
問い合わせ・申し込みが完了すると契約手続きに進みます。
住居の賃貸とは異なり、建物がないため重要事項の説明はありません。
そのため、契約書の内容の確認・署名・捺印、必要書類の提出で完了します。
管理会社で契約を行う場合は、契約書の読み合わせがある場合もありますが、郵送で完了する場合は、必ず契約書の内容を確認しましょう。
契約中や解約時にトラブルにならないように一読することをおすすめします。
月極駐車場でよくあるトラブルとしては、利用者同士の事故・料金の精算があります。
- 月極駐車場内で起こった事故はどのように解決するのか?
- 冬季特約で追加料金が発生しないか?
- 契約時・解約時は日割り計算になるのか?
- 月極駐車場の整備(除雪など)はどのようになっているのか?
- 契約期間や途中解約の違約金は?
この辺りがトラブルになりやすい項目なので、契約書の記載内容を確認するとともに、記載がなければ、管理会社やオーナーに確認するようにしましょう。
月極駐車場の必要書類
契約時には必要書類も一緒に提出するので、事前に準備しておくとスムーズです。
一般的に月極駐車場の契約で必要な書類は下記です。
- 運転免許証のコピー
- 車検証のコピー
- 保険証のコピー(自賠責保険・任意保険)
- 住民票
- 印鑑証明書
などが必要ですが、契約する月極駐車場によって異なるので、事前に確認しましょう。
住民票や印鑑証明書が必要な場合は、役所で取得が必要になることもありますし、月極駐車場によっては任意保険の加入が必須となる場合もあります。
当サイトでは「月極駐車場 必要なもの」の記事でも詳しく解説していますので、合わせて確認してみてください。
月極駐車場の初期費用のお支払い
契約が完了したら、初期費用のお支払いに進みます。
問い合わせから契約までの段階で通知されていることが多いですが、初期費用の総額と内訳も確認しておくと良いです。
一般的な初期費用として、
- 賃料
- 敷金・礼金
- 事務手数料
などがあります。
初期費用の相場は、賃料の3〜5ヶ月分なので、その内訳も把握しておくと良いでしょう。
敷金は解約時に返還されるものなので、最終的に戻ってくるお金かどうかも理解しておくことをおすすめします。
初期費用に関しては「月極駐車場の初期費用」の記事で詳しく解説していますので、詳細を知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
また、初期費用の支払い方法も様々で、振り込み・現金支払い・クレジットカードなど、対応できる範囲も異なります。
クレジットカードは対応しているところが多いとは言い切れないため、振り込みできる資金を確保しておくと間違い無いでしょう。
月極駐車場の利用開始
契約書の締結・初期費用の支払いが完了したら、月極駐車場の利用が開始できます。
ただし、契約書に記載された日時から利用可能となるので、その前から利用しないように注意しましょう。
「もう空いてるし、契約も完了したから大丈夫」と思っていると、契約違反でトラブルになる可能性もあるため、利用開始日よりも前に利用可能かどうかは、必ず連絡を入れることをおすすめします。
利用開始になったら、指定されたスペースに駐車して利用するようにしましょう。
他の方も利用していることが多いため、気持ちよく利用するために、お互いに気を遣って利用すると良いですね。
月極駐車場の契約にかかる日数や時間
月極駐車場を利用したい人は、引っ越しや車の納車に合わせて契約することが多いでしょう。
車の納車に関しては、納車前に車庫証明の取得が必要なので、納車前に駐車場を確保しておく必要があります。
ギリギリで月極駐車場を探していると、期日までに間に合うのか、日数や時間が気になると思います。
結論から言えば、月極駐車場によっては即日の契約も可能ではあるものの、一般的には1週間〜2週間くらいかかります。
では、月極駐車場の契約の流れの中で、どこに時間がかかるのかを見ていきましょう。
契約書類の郵送:2日〜4日
申込書や契約書を郵送で行う場合は、書類の準備や記入・郵送するために往復で2〜3日かかります。
管理会社・契約者がそれぞれ当日に行ったとしても、近場で郵送したとしてもそれぞれ1日はかかります。
仮に午前中に速達で送ったとしても、基本的には翌日午前に届くため、郵送でやり取りする場合、郵送する回数×2〜4日かかるでしょう。
必要書類の準備:1〜3日
月極駐車場の契約の際に、住民票や印鑑証明が必要な場合がありますが、これらの書類を取得するのに1〜3日くらいかかります。
住民票や印鑑証明は役所で取得することが多いですが、役所の営業が平日であることから、土日・祝日だと取得ができません。
また、平日仕事をしている方だと、すぐに取りに行けないこともありますし、印鑑の登録を行っていないと、印鑑の登録から手続きが必要になります。
そのため、これらの書類が必要な場合は取得するのに1〜3日くらいかかるでしょう。
ちなみに、マイナンバーカードを発行していれば、コンビニでも取得可能なので、1日で取得が可能になります。
任意保険の加入:1日〜3日
月極駐車場の契約にあたって、任意保険の加入が必須である場合があり、契約時に加入していない場合は、契約にあたって加入手続きを行います。
最短で当日〜翌日には任意保険の適用が開始されますが、支払い方法や入金確認に時間がかかる場合には数日要する可能性があります。
もし利用したい月極駐車場で、任意保険の加入が必須の場合は、問い合わせや申し込みの時点で確認し、並行して進めておくとスムーズでしょう。
審査:1日〜1週間
月極駐車場の契約で最も時間がかかる可能性があるのが審査です。
この審査は、車のサイズの確認や支払い能力を確認するための審査で、場合によっては勤め先に在籍確認が入る場合があります。
また、保証会社を利用する場合、保証会社の審査が必要になり、すぐに動いてくれれば良いですが、契約者→管理会社→保証会社という流れで、情報が伝達されるため、書類の不備があったり、保証会社の動き次第で、1週間近くかかる可能性もあります。
ただ、月極駐車場の場合は賃料がそこまで高くないため、ある程度の安定収入があれば審査も早めに終わるでしょう。
このように、それぞれの段階で日数がかかるため、できるところは事前に準備したり、並行して進めていくことをおすすめします。
月極駐車場の契約の流れにおける注意点
月極駐車場の契約を行う際の注意点として、
- 申し込みや契約方法は月極駐車場によって異なる
- 初期費用や必要なものの準備が必要
- 車なしの場合の契約方法
- 任意保険の加入義務
について解説していきます。
申し込みや契約方法は月極駐車場によって異なる
これまでに解説した、月極駐車場の契約の流れは一般的なものです。
月極駐車場はそれぞれ管理会社やオーナーがおり、上記以外の方法で契約することもありえるでしょう。
例えば、電子契約で行っている・初期費用が現金のみ・事務所で契約書の読み合わせが必要など、同じ契約でも手順や対応は様々です。
しかし、基本的に違法性がなければ、管理会社やオーナーのやり方に従うことになるため、少し変な契約方法だなと感じたら、確認するようにしましょう。
めんどうだなと感じる部分も出てくるかもしれませんが、契約時だけだと割り切ってしまうか、管理会社がいる月極駐車場なら不安も解消されるでしょう。
初期費用や必要なものの準備が必要
月極駐車場の契約では、初期費用と必要書類などが必要です。
引っ越しや納車のタイミングで即日利用したい場合でも、これらの必要なものが揃っていないと利用できません。
住民票や印鑑証明が必要な場合は、平日に役所で取得する必要がでてきたり、初期費用も振り込みや現金での対応しかない場合は、初期費用分のお金を工面しないといけません。
また、後ほど解説しますが、月極駐車場によっては任意保険の加入が必須の場合もあり、加入していない場合は、加入手続きから必要になってきます。
このように、必要なものを準備するのに時間がかかることもあるため、利用したい日時から余裕を持って月極駐車場を探して契約することをおすすめします。
車・車検証なしの場合の契約方法
新しく車を購入する場合、手元に車や車検証がないので、月極駐車場の契約で必要な車検証のコピーを準備できない場合があります。
このような場合でも、月極駐車場は契約可能なので、その旨を管理会社やオーナーに伝えましょう。
車検証が必要な理由として、車のサイズや駐車する車の確認のために必要です。
そのため、中古車であれば、前の所有者の車検証のコピーをもらったり、カタログを準備すれば大丈夫なケースがほとんどです。
念の為、契約前に車検証の代わりとなる必要なものを確認して準備するようにしましょう。
任意保険の加入義務
この記事でも何度か解説していますが、月極駐車場の契約で任意保険の加入が必須な場合があります。
ただ、車を購入した時に加入している可能性は高いです。
損害保険料率算出機構が出している2024年度の任意保険(共済含む)の加入率は88.7%です。(出典:損害保険料率算出機構)
ご自身で忘れているかもしれませんが、加入している可能性があるので、契約に保険証のコピーが必要な場合は、事前に確認してみましょう。
月極駐車場の契約の流れに関するよくある質問
月極駐車場の契約の流れに関するよくある質問として、
- 月極駐車場の契約は即日できる?
- 月極駐車場の審査に通らない理由は何ですか?
- 無職や未成年でも月極駐車場は借りられますか?
これらについて解説していきます。
月極駐車場の契約は即日できる?
月極駐車場の契約は即日でも可能です。
ただし、管理会社やオーナーが契約の準備ができている、もしくはすぐにできる状態である必要があります。
さらに、契約に必要な書類や初期費用も持ち合わせていること。契約に伴う条件(保証人や任意保険の加入など)もクリアしていないといけません。
1日ですべての契約を完了させるには、契約者本人だけでなく、管理会社やオーナーなど、契約に関わる人が、即日対応できないといけないので、あまり現実的ではないでしょう。
そのため、一般的には契約には1週間〜2週間を要することが多いので、月極駐車場探しも余裕を持って開始することをおすすめします。
月極駐車場の審査に通らない理由は何ですか?
月極駐車場の審査では、駐車スペースと車のサイズの確認、契約者の支払い能力の確認が行われます。
ただ、支払い能力の審査はそこまで厳しくないので、安定した収入があればほぼ問題ないでしょう。
駐車スペースと車のサイズに関しては、それぞれの月極駐車場に規定のサイズが設けられており、その規定サイズを超える車の場合は、審査に通らないという結果になるでしょう。
特に外車やハイルーフの車は制限に引っかかりやすいので、月極駐車場探しも慎重に行う必要があります。
無職や未成年でも月極駐車場は借りられますか?
結論から言えば、賃料の支払い能力があれば可能です。
住居の賃貸よりも、支払い能力が問われることが少ない月極駐車場ですが、現状で無職となると、管理会社やオーナーは支払いが可能かどうかを確認する必要があります。
そのため、収入証明の提出や銀行の残高確認を行ったり、連帯保証人を要する場合があります。
もちろん、通常の勤め人よりは審査に通らない場合も増えると思いますが、支払い能力や連帯保証人の確保で契約を行うことが可能です。
また、契約者が未成年の場合も、連帯保証人や親権者の同意書が必要な場合がありますが、契約できないわけではありません。
このように、無職や未成年でも、追加の条件が加わることがありますが、月極駐車場の契約は可能です。
まとめ
以上、月極駐車場の契約の流れを解説しました。
- お問合せ(空き状況の確認)
- お申し込み(審査)
- 契約手続き(署名・捺印など)
- 初期費用のお支払い
- 月極駐車場の利用開始
上記のような流れで契約が進みますので、事前に準備できるものは準備しつつ、契約に備えておきましょう。
契約は一般的に1週間〜2週間くらいかかる場合があるため、月極駐車場を利用したい日時から逆算して、いつまでに月極駐車場を見つければ良いかを把握し、余裕を持って探すことをおすすめします!
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